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 「アニメ・ひだまりスケッチ×365 キャラクターソングVol.7 うめ先生」を買ってきました。そうです、あの、うめ先生こと、「ひだまりスケッチ」の原作者・蒼樹う めさんが歌うCDです。前作のアニメのキャラクターソングCDに収録された「とびきりスイッチ」で歌手ビューしたうめ先生だったのですが、歌のうまさに びっくり。びっくりしたのは私だけじゃないようで、Amazonのレビューを見たらうめ先生の歌のうまさに驚いたというレビューがあったりします。


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 収録曲は以下の2曲。

1. ひだまり・ひだまれ・ひだまりるん
2. 見ちゃだめすごいんです

 今回も期待通りのうめ先生の歌声が聞けてかなり満足なCDになっています。エフェクトの違いもあるとは思いますが、「とびきりスイッチ」よりも少しはじけた歌声になっていて「歌が上手くなったかなー」と思えたりします。

 今回のCDのポイントは、もちろんうめ先生の歌声というのもあるのですが、2曲とも作詞が畑亜貴さんってところです。今回のアニメ「ひだまりス ケッチ×365」では、楽曲の多くを畑亜貴さんが作詞されていて、詩を見ていて「ひだまりスケッチを良く見てるなー」と思える一方で、畑亜貴さんの「不思 議」な感じが良く出ているのがなかなか面白いです(畑亜貴さんと言えばアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の多くの曲の作詞をされていて、また、大津美紀さんの 「愛の天才は無実なの」の作詞も)。

 例えば、「ひだまり・ひだまれ・ひだまりるん」だと、それぞれのサビの最後が、

♪楽しくおいしくラララ 書いた日記でした オチなしごめんね(1サビ)
♪練習学習ラララ こっそり早弁ですね イミなしゆるして(2サビ)
♪楽しくおいしくラララ 書いた日記でした ヤマなしごめんね(3サビ)

と、「○○なし」でくくられているのですが、1サビはイミが通るから良いし、2サビは突然「早弁」と出るから「イミなし」ときたとしても良いとで きるのですが、3サビに突然「ヤマなし」!!!なわけで、単に韻を踏んだだけなのか、テストの「ヤマ」から「重要なことはない」という意味なのかと考えて しまいながら、もう一つ思い浮かぶのが「ヤマなし」→「山梨」とすると(歌で聴いてるだけだとどういう表記か分からないが)、「ひだまりスケッチ」の主人 公のゆのの出身地は山梨県という設定になっているので、「山梨」をゆのと考えると、「主人公の人気を奪っちゃってごめんね」って意味のなのか?と深読み深 読み...ってその時点で畑亜貴さんの術中に十分はまってる気がします(^^;;。でも、最初歌を聴いたとき「ヤマなし」は「山梨」だと思ったので、「ゆのの 出身地の山梨をこういうふうに歌詞に出してくるあたり、畑さんすげー」と思ったのは事実です。だって、韻を踏ませつつ(&畑さんの不思議な世界観を出しつ つ)、キャラ設定にかぶせてあるわけですから(「こっそり早弁」も宮子を表してる?)。

 っと、畑さんの解説中心になっちゃってますが(^^;;、うめ先生相変わらず良い感じです。1曲目の「ひだまり・ひだまれ・ひだまりるん」の方 は本当にキャラソンという感じになっているのですが、2曲目の「見ちゃだめすごいんです」はキャラソンというより普通の曲(表現変ですけど)に仕上がって いて、かなり「まったり」していて、うめ先生というより蒼樹うめさんが出てるのかなとも思います。

 ちなみに、「ひだまり・ひだまれ・ひだまりるん」で一番好きな部分は、サビの、

♪だん・だん・だん だんどりって
♪いらないです ひだまりる(ん)

って部分です。「ひ~だまりる」って歌い方が最高です。最後に歌詞にはないですがかるく「ん」って入ってるところも。

 前回の「とびきりスイッチ」では「うめ先生ってこんなに歌上手いの!」という衝撃(&cotaさん曲なのだ!)もあって、ある意味今回のCDで 真価を問うかなと思っていましたが、前述のように「期待通り」となっていてかなりすばらしいCDなので、うめ先生ファンにはおすすめします(って、ファン な人はとっとと買ってると思うけど)。ちなみに、オリコンのウィークリーチャートでは100位以内には入っていたようです(順位は確認してないけど60位 前後らしい)。

 水樹奈々のシングル「深愛」を買ってきました。

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収録曲3曲は以下の通り。

1. 深愛
2. PRIDE OF GLORY
3. 午前0時のBaby Doll

 1曲目の「深愛」は、ここ最近の奈々の音楽を素直に出していると思います。作曲が上松範康さん、編曲が藤間仁さんで、ここ最近の水樹奈々の曲作 りの中心にいる方の組み合わせですから、作詞が奈々自身というと合わせてそういう感想になるのも納得だと思います。ただ意外にもこの二人の組み合わせと なった楽曲はこれが初めてのようです。上松さんは「ETERNAL BRAZE」などの作曲・編曲、藤間さんは「Sing Forever」などの作曲・編曲をしていてお互いに奈々の有名曲に多く絡んでいるので、この二人の組み合わせというのはこれまでにあったつもりになって ました。

 上松さんや藤間さんが奈々の曲を作るようになったのは確か前述の「ETERNAL BLAZE」からだと思います(この時の2曲目「RUSH&DUSH!」の作曲・編曲が藤間さんだったりする)。確かにこのときからかなり奈々の 音楽の感じが変わった印象があって、作家陣を確認したら初めて上松さんや藤間さんの名前があって印象に残っているのでそれであってると思います(未確 認)。「ETERNAL BLAZE」の時は、正直「ちょっと合ってないかなー」と思ってたりもしたのですが(奈々が背伸びした感じだった)、その時から3年半経った今、今回の 「深愛」を聴くと、非常にしっくりきていて、この3年半で奈々が歌い手として大きくなったとも感じます。また、今の水樹奈々の音楽、つまり「スタンダード な水樹奈々」というのが良く表現された楽曲に仕上がっているので、「水樹奈々ってどんな歌を歌うの?」という質問に対して「これを聴いてみると良い」と返 せる曲だと思います。そういう曲は自分にとっては以前は「innocent starter」になるので、ある意味でそこへ「一回りした」というところかもしれません。

 なのに、このシングルの中で一番好きなのは3曲目の「午前0時のBaby Doll」。私のことを良く分かってる方は、「期待通り3曲目を挙げてくれたね!」って言ってくれそうですが(^^;;、いや、これはかなり良いですね。この曲、昨年出たシングル「STARCAMP EP」の4曲目に入っている「空時計」とセットで聞いて貰いたい曲です。

 「空時計」は昨年に買った曲ランキングで上位に入っている自分の中での名曲で、男の子視線の恋愛曲で、相手の女の子を大切に思う様子が描かれていますが、奈々を男の子と見ることも(そういうふうに相手を思っていると表現)、奈々を相手の女の子と見ることも(そう自分は思われているということを間接的に表現)出来て奥深い曲だと思います(さらに言うと、アルバム「ALIVE KICKING」に収録されている「大好きな君へ」に出てくる男の子(歌の主人公)が成長して「空時計」の主人公になったと思って聴くとさらなる深みが出るかな、とも)。実は、この曲の作詞は「空時計」の作詞もされたSAYURIさんで印象が被るのも納得なのですが、「空時計」に歌われている奥手なお互いか ら、一歩進んだ関係にしたいという気持ちが出ている歌で、この「午前0時のBaby Doll」だけでも十分に良い曲なんですが、「空時計」とセットで聴くと、これまた良いかなと思います。

 この曲のポイントは、それぞれのサビの終わりが、

1サビ:1秒だけでもいいから 君と会えますように
2サビ;いつの日にも 君といられるように
3サビ:1秒だけでもいいから 君と会えますように

となっていて、1サビ、2サビ共に、真ん中のスペースのところで、メロディが締まって(休符が入って)、「君と...」で新たなメロディになるのですが、3サビは、そうではなくて、ドラムの音と流れるようなメロディが入っていて、前後で続いているメロディになっていて、1サビ、2サビは「願い」というその場で完結するものを表している一方で、3サビの続いていくメロディの部分ではドラムの音が掛けていく足音のようにも聞こえ、「行動」という今まさに相手に続いていくという雰囲気が出ていると思います。

 あと簡単に2曲目の「PRIDE OF GLORY」ですが、完璧にライブ用のダンス曲ですね。ってか、踊ってる奈々が見えるよ。ライブの激しいダンスはここ最近のライブでは定番となりつつある ので、そういうことが出来るこの曲を用意しているあたりもなかなかに良い編成になってると思います。

 そんなわけで、1、2曲目はここ最近の自分から客観的に見た奈々が出ているし、3曲目は自分から主観的に見た奈々が出ている非常にまとまった CDだと思います。オリコンではデイリーチャートが1位、ウィークリーチャートが2位だそうですが、その順位も納得の出来だと思います。


 IDOLM@STERの新シングル「Colorful Days」を買ってきました。この中に、cotaさんが作曲、編曲、コーラスをしている「スキ」という曲が入っています。

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1.Colorful Days
2.スキ
3.サイレント ナイト
4.Colorful Days(カラオケ)
5.スキ(カラオケ)
※:初回限定版には特典DVD付き

 2曲目の「スキ」がcotaさんの新曲で、作曲、編曲、コーラスを担当。作詞は只野菜摘さん。作曲:cotaさん、作詞:只野菜摘さんの組み合わせは、アニメ「さよなら絶望先生」のキャラクターソングCD「絶望歌謡大全集」に収録されている「fetish」という曲以来です。cotaとしての提供曲は7月の飯塚雅弓のアルバム「Stories」に収録されている「きっと ずっと」以来。飯塚への曲提供は恒例なのでこれを除くと昨年12月に鉄道むすめに提供された「しあわせア・テ・ン・ド」以来1年ぶりになります。昨年末 だったかの大津さんのライブで「来年は大津美紀一本でやっていきます(=曲提供をあまりしない)」と話していた記憶がありますが、確かに今年は2曲だけな のでその通りでした。

 発売日前日、アニメイト吉祥寺にてアイドルマスターの新しいCD「Colorful Days」を入手してきました。予約棚を見たら10枚ほど積まれていたので、結構予約されている感じでした。帰宅して早速聴いてみました。大津さんのblogには「あまりにもラブリィな歌詞で...(中略)...乙女度満開な歌」、「すっごくわかいい曲」と書かれていたのですが、確かに、今までのcota曲で一番「乙女チック」です。

 出だしはスローテンポから始まってクリスマスソングのようになっているのですが、1メロ入る瞬間からアイドルソング全開で、Bメロ前半は PPPH入ってます(cota曲でもPPPH入る曲ってかなり少ないですからね)。また、サビラストの(1サビ、4サビでいうと)「♪(マフラーうさぎ  ふわふわする頃に)(ほんわかして、)(あげたい)」が括弧で3カ所にわけたようにメロディがブロックになっているのですが、ここの変化もアイドルソン グっぽい気がします(って、個人的な「アイドルソング観」に基づくので一般とはずれてるかもよ)。

 個人的にスキなのは、2サビBが終りからサビC、間奏の部分ですね。サビBが終わってからそのまま同じ勢いでサビCに行って変化無くギターソロ に入るですが、ここの流れかなり良いですね(良く聴いてみると、サビB終わりから間奏終わりまでほとんどドラムの変化がないことが、その印象の理由か な?)。

 全体的には細かいところまで音を入れてあるし、変化も多くて、良い感じに盛り上がりそうな曲、という印象です。今までのcota曲で近そうな曲 を挙げるならsorachocoに提供された「I☆アイ☆愛言葉」かなと思いますが、それでもこれを10倍以上「乙女チック」にしてやっと追いつくぐらい の「ラブリィ」な感じです。まぁ、本人が「(ラブリィ過ぎるので仮歌唄うときに)一人で照れてた」って言ってたぐらいですし。そういや、blogに 「12/30@恵比寿天窓.switchでのライブでは新曲を歌えたらいいなと思いつつ、出来なかったらセルフカバーでゆるしてもらおう」って書いてまし たが、.swithのグランドピアノ一本(.switchのまっきいさん曰く、「その日は全員ピアノ弾き語りで、とお願いしている」と)でこの曲をやる気 なんだろうか...「そっちの方が大変かも」とも書いてあったけど。正直なところ、12/30にこれのセルフカバー聴いてみたいなぁ。歌も興味あるし、どんな 表情で歌うのかも気になりますし(ここが重要か?(ぉ))、当日対バンのMAYUKO@ゆうまおさんところのファンにアイドルマスター好きそうな人は多い のかな?多かったら宣伝にもなりますしね。

 尤も、一番アイドルソングっぽいところは、聴きながらついついコールを考えさせてしまうメロディになってることかな?(笑)



 10月に発売された水樹奈々のシングル「Trickster」を聴いてみました。

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1.Trickster
2.DISCOTHEQUE
3.Trinity Cross

 感想ですが、 「Trickster」は、歌い回しは水樹奈々なんだけど(サビの終わりとかね)、なんだかぱっとしない曲のような気がします。奈々のA面の曲って基本的にはストレートな曲 が多いと思うんですが、なんだろう、焦点がはっきりしないというか、かなりぼやけているというか、薄いというか、そんな楽曲になっている気がします。ポイ ントが無いって言うんだろうかな。いつもA面の曲へは評価が厳しいことで有名なのでそれの延長か?と思われそうですが、といっても、A面の曲って大 半カラオケで歌えるぐらいに聴くほどの評価はしてます(「それ以上にB面に良い曲が多い」と表現してます)。ただ、今回は本当にうーん、って感じなんです よね。

 2曲目の「DISCOTHEQUE」はコミカルな曲調で奈々の歌声は甘めにしてますが、うーん、もうひとつかなぁ...。今までにないタイプの曲だ から評価に難しいってのはありますけどね。3曲目の「Trinity Cross」は完全に志倉千代丸さんですね、メロディといい歌詞といい。ただ、今回はいつも以上に歌詞が難しい仕上がりになっていて少し近寄りがたい気が します。うしろの2曲はライブで聴いたら少しは変わりそうな気はしますが、でも格段には上がらないかなぁ...。まぁ、これは好み問題ですが、メロディの変わ り方が自分の好みとはちょっと違うのが評価低めの原因かな、とも思います。


 8月に発売された、さくらかおり「キューユー」を聴いてみました。

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1.キューユー
2.ダンボノハ ネ
3.ネコ
4.ドレミファミリー

 感想なんですが、「うーん...どの曲もライブで聴く方がいい」ってところです。4曲入ってますが、それぞれメロディアレンジが中途半端になってしまっている気がします。ピアノオンリー(あっ てギター程度)ってわけでもないし、ばっちりバンド入れてるわけでもないし、って感じで。その影響もあるのか、全体的に高低が無くメロディのメリハリ(盛り 上がるところが盛り上がらない)が少なくて「聴かせる」という部分があまり見えない気がします。

 特に、3曲目の「ネコ」では個人的に一番大好きな後奏の部 分で突然音が強くなる部分が、あまり変化の無いようにアレンジされていて、実はここが一番気に入ってません(この曲を解釈する上で、ここの部分が「(歌詞 に歌われている幸せな情景は)実は夢だった」という現実に引き戻される音と思っているので、個人的にとても重要!)。

 さくらさんといえば、その歌声もかなり魅力的ですが、このCDのさくらさんの歌声は、例えば「キューユー」には歌い方になん か少し"無理"が入ってるような気がするし、全体的にメロディと歌声が分離しちゃってる印象があります。

  なわけで、今回のCD、正直なとこ ろ、さくらかおりの魅力はあまり入ってないCDのような気がします。うーん、前回の「サクラトンネル」や「ソラウタ」ではこんなことはなかったはずなんだ けどなぁ。今回の制作が上手くなかったんだと思いたいですが。どうなってこういう制作方針(プロデュース)になったかは分からないのですが、この方向性で 作るのが良いということで作っているなら(ものが出来ているので、そういうことなんだろうけど)、自分がさくらかおりに求めているもの(また、ライブなど を通して感じているイメージ)と制作側のずれが出てきているのかな、という気がします。まぁ、ライブで聴く限りは特に変わってないので、CDの制作方針だ け違ってたのかな、というところかもしれません。また、さくらさんに入ったのは、ライブで聴いた曲の良さもありますが、それにプラスして、ライブで見た 歌っているときの表情もありますから、CDだけではさくらさんの魅力って完全には伝わらないってことかな、と思います(尤も、CDに比べてライブの方がそ の人の魅力が素直に伝わるものかもしれません)。そういう意味ではCDに多くを求めるのは無理な話かもしれませんし、ライブで聴いてる感触が変わらないの なら、ライブで聴けばいいよね、ということかもしれません。まぁ、なんやかんや言いながらライブには行ってる訳なんですがね(^^;;。
 飯塚雅弓の新しいアルバム「Stories」を聴いてみました。

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1. Stories~prologue~
2. Sincerely
3. 明日晴れたなら
4. 初めての1ページ
5. Always...Forever...
6. 忘れない。
7. Starry Night
8. きっと ずっと
9. Love Knot
10. Polaris
11. 君へ続くストーリー

DVD付きのDVD内容は以下3曲のPV
1. Sincerely
2. 忘れない。
3. きっと ずっと

 今回のアルバムはタイトルの通り物語仕立て。出会って、片思いから両思いへ。別れた後の再会、そしてハッピーエンドへと恋愛物語になっています。

 特筆はなんと言っても8曲目の「きっと ずっと」。もちろん、我らがcotaさん作曲(作詞は飯塚雅弓自身、編曲は加藤みちあきさん)で、今回は書き下ろしだそうです(いつもは、既にある今日をいくつか出して、それから選んでもらうという形。なので、田村ゆかりに提供された「君のポケットの中」は飯塚にも出されていた)。再会をテーマとした曲だそうですが、明るくてスピード感があって、大好きな人と再会する瞬間へ向かう気持ちも、再会してからこれから先へ向かう気持ちも心地よく表されています。また、各サビの最後の「♪心から待っていたんだ~」の「心から」で一度下に沈み気味で、「待っていたんだ~」と上に上がってくるメロディがcotaさんらしいし、ここの力強さは、「これからずっと続けていく」という決意に近い気持ちが入っているようで大好きです。また、感想のギターソロは私好みにアレンジされていてこれまた良い感じ。飯塚雅弓全体の中で「君といたmemory」以来の久々の個人的殿堂入り曲です。

 前述のように「きっと ずっと」は再会をテーマとした曲ですが、「再会」と言えば、なんといっても「ブルーのストーリー」(アルバム「かたおもい」に収録)。これは正確には「再会を誓った別れの曲」で、これに対応する再会の曲はこれまで「remember」(アルバム「虹の咲く場所」に収録)だったのですが、「きっと ずっと」も対応する再会の曲でも良いな、と思います。

 他の曲では1曲目の「Sincerely」と2曲目の「明日晴れたなら」。前者は「出逢い」をテーマとした曲で、サブのメロディラインや、コーラスはこれからの物語を表すように広がっていくメロディとなっています。また、大人な雰囲気もあって、勢いだけではなく自分を見つめている部分も出ているところがいいな、。後者は「かたおもい」がテーマ。サビの「♪七夕の夜 明日がもしも晴れたなら託す想い もしも星がきれいに見えたなら君に好きって言って良いですか」の部分、明るめの曲になっているのに切なさを感じるところがあって、「かたおもい」の気持ちが入ってるな、と感じます。また、サビから間奏へ抜けるメロディが「七夕の夜にきれいに星が見えて欲しい」という思いを込めて空を見上げる女の子の情景が出ていると思います。

 アルバム全体としては、プラスマイナスの繰り返しなので少し単調かな、というところはありますし、最後は「Polaris」で終わりで良かったかな(同じ雰囲気の「君へ続くストーリー」を続けなくても良かったかな)と思いますが、それでも飯塚らしさはかなりありますし、物語でくくった分アルバムとしてのまとまりはあると思います。私個人としては「きっと ずっと」のためだけに買ってもいいCDだと思ってます。

 あと、DVDには3曲PVがついてますが、「きっと ずっと」はかなり良い仕上がりでおすすめです。

 ついに発売となった大津美紀さんの新シングルCD「僕らの誓い-in the dead of night-」。この曲の初披露は昨年の5月26日のライブでした。当時はまだタイトルが「Dreaming Cats」という仮題だったのですが、非常に神秘的で、またファンの間でも人気の高い曲でした。

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 CDの構成は、

1.僕らの誓い-in the dead of night-
 (詞・曲:大津美紀さん、編:福田康文さん・大津美紀さん)
2.愛の天才は無実なの
 (詞:畑亜貴さん、曲:cotaさん、編:大津美紀さん、tetsu-yeahさん)
3.僕らの誓い-in the dead of night-(instrumental)

となっています。

 1曲目は、先述の通りライブでおなじみの「僕らの誓い-in the dead of night-」ですが、ライブで披露されるピアノだけと違って、アコースティクギターが効いた編曲となっています。CD版の構成で初めて披露されたのは3月3日の「Vステ Spring Live」の時だったのですがこのときはカラオケでの披露だったので、その音中心の感想は「Bメロ終わりからサビへの入りの厚いギターが良いなぁと思ってました。あと、サビにはセルフのコーラスも入っていて、コーラスでメインボーカルがぐーっと、前に出てくる感じも良いですね」というものでした。CDを聴いてもこの感想自体は変わらないのですが、さらに印象に残るのは大津さんの歌声。歌詞に合わせて、優しかったり、寂しそうだったり、悩んでいたり、力強かったりと色々な大津さんが入っていて、歌の情景がさらに強く感じられました。ひとつの「誓い」をする裏には色々な気持ちがあるのかな、という感じです。

 2曲目は「愛の天才は無実なの」。大津さん曰く「大津美紀の今までの作品にはないカラーで 、みーんな、どびっくり、するでしょう・笑」とblogに書かれていたのですが、その通りびっくり!何にびっくりかってその歌い方。特に「♪愛の天才は無実なの~」の部分は衝撃的すぎます。かわいい(笑)。今まで歌ってきたどの楽曲とも違う歌い方で、CMソングを歌ってるときに近い印象でしょうか(「♪安心代理店住友海上」あたりに近い感じで)。cota曲らしいコミカルなメロディ(シーサイドな感じは編曲されたから?)に、畑亜貴さんのファンタジーな歌詞という3つが揃った素晴らしい曲です。

 CDのジャケットは、表面が「プリズム騎士」のイラストで、裏が大津さんの写真になってました。この写真はファンの間で結構人気が高かったです。一部では「おれ、右向いて寝るから、左向いて寝る女の子好き」って声も(笑)......あれ、そんな話を結構昔にした記憶があるなぁ...。ああ、先日の日記でも上げた「Kanon」の主人公・名雪が左向いて寝てるので、昔チャットでそんな話をしたんだった(笑)。なお、このCDはメジャーレーベルでの発売なので、Amazonやアニメイト、とらのあなでも取り扱っているそうですので興味のある方はどうぞ(大津さんのサイトで試聴できます)。



 そんななか、明日は恵比寿で大津さんのライブです。

・おまけ
 4/10発売の「hm3 SPECIAL Vol.58」から。
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 指を差している写真が大津さん。前のライブの時にみんなで見たのですが、かわいく写ってるねー、と盛り上がっていました。もう最新号ではないので、興味のある方はバックナンバーで探してみて下さい。