2009年10月アーカイブ

 皆口裕子・倉本恵理・鈴木真仁ライブ「134 vol.3 ~人のフンドシお借りします~ 」を見てきました。場所はなんと、われらがホームグラウンド恵比寿天窓.switch。9月の頭に店頭電話予約で予約が開始になったのですが、マネー ジャーのまっきいさんと雑談しながら電話予約してしまいましたし、会場に行ったらまっきいさんだけじゃなく、他のスタッフさんにまで「久しぶりです」とま で言われてしまいました(笑)。

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 皆口裕子さんと言えば、「お母さんキャラ」として有名な声優さんですが、記憶をさかのぼって、一番最初はアニメ「YAWARA!」の柔役です ね。「YAWARA!」って自分の人生の中でかなり初期に見ていた記憶があるアニメで、しかも長く見てたので(月曜夜19:30でちょうど食事中)、柔の 声ってすごく記憶にありますね。そのあと、アニメ「あずきちゃん」であずきちゃんのお母さん役だったり、「カードキャプターさくら」では桜のお母さん役 だったり、さらに「Kanon」では名雪の(ってか、すべてのキャラの?)お母さんの秋子さん役だったりと、なんと言っても「お母さんキャラ」のイメージ が強くなってますね。ふと思うと、自分が見てるアニメに結構出てるなぁ、という印象ある声優さんだったりします。

 イベントは、カバー曲中心で、しかも選曲が80-90年代とやや古め。バンド編成で、多くの曲ではソロ+コーラスという形で歌ってました。

 ポイントが高かったのは、皆口さんが歌った「ミラクルガール」。前述の「YAWARA!」の初期のオープニング曲で、「YAWARA!」と言う とこの曲!っていう曲ですね(原曲は永井真理子さん)。トーク中や歌での皆口さんの声を聴いていると、やっぱり「YAWARA!」を思い出すというか、子 供の頃に見ていた柔の声ですから、もう20年近く昔に聴いていた声が目の前にあって、それで、まさにこの曲という曲を歌うというのはとてもとてもテンショ ンあがりましたね。

 ライブのゲストには三ツ矢雄二さんが登場。2階席から階段を下りてきて真ん中の通路を通って登場。通路際の席に座っていたので、通り際に肩をた たいてくれてむちゃくちゃテンションあがりましたが、歌う曲はなんと「タッチ」!!三ツ矢雄二さんはタッチの主人公上杉達也役だったんですが、まぁ、なん といいますか、とてもテンションの高いおじさんがステージで爆発して帰って行ったという嵐の10分間。「ライブの感想が、三ツ矢さんすごかった、としか書 かれなさそう」と鈴木真仁さんが話してましたが、まぁ、本当にそうなりそうな勢いでしたよ。

 今回のイベント、チケットも2800円で、皆口さん見られただけでも十分に安いと思いますし、.switchといういつも行ってる勝手を知って いるライブハウスで楽しく見られたのも大きかったです。ライブ後まっきいさんと話してると、「つてのつてでやってきたイベントだよ」なんて言ってました が、ほんと、どういうつてでやってきたんだろう??
 5ヶ月ぶりに開催の大津美紀さんのライブでした。場所は高田馬場駅から早稲田通りを早稲田へ向かって徒歩5分強のところにある「音楽室DX」。ステージを 中心に扇形になった会場は同じ高田馬場にある天窓.comfortの印象。「違うのは地下にあるから外が見えないこと」(ほかのお客さん談)ではあります が、実際にはもちろんいろいろと違います。PA的にはあまり特徴がなく少しイマイチかなー、という印象は受けたのですが、いろいろな楽器に対応できる設計 とも言えるので、いろいろなタイプのライブはできそうな感じの会場でした(私が、どうもグランドピアノ弾き語りに合うPA設計の会場が好きなので、やや辛 口の評価になるのですが)。飲み物にちゃんとした日本酒があったのはとても評価高かったですね(笑)。

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1. ヒトシズク

 今回はグランドピアノがないのでキーボードで真っ正面を向く形での演奏。あまり、緊張はしていない様子には見えて、とても柔らかいメロディから始まったのは「ヒトシズク」。歌い始めの、

♪あなたがくれた優しい気持ちに心の奥が揺れ動いた おぼれ落ちる悔し涙をヒトシズク勇気に変わりますように

は、落ち着いた歌声。何度か歌われてきた「ヒトシズク」は、これまで丁寧に歌われてきたように感じるのですが、落ち着いた歌声からは、大津さんのなかで「ヒトシズク」が固まってきている印象を受けました。そこには5ヶ月の時が見え隠れするようです。

・トーク

「今日はお忙しいところこんなにたくさんの方とお会いできてうれしいです。」

「初めて、今回お声をかけていただいてありがとうございます。」

「この場所では初めてやらせていただきます。楽しいひとときになればいいなと思ってます」

 今回のイベントは、「エレマンドムー・プレゼンツ Tokyo新感覚派レディースナイト1」というタイトルで、普段は関西でやっているイベントで、東京初開催だそうです。主催者の方の話では、一つの系統で 固めるのではなく、いろいろなジャンルの歌い手を集めて「異種格闘技のような感じで」ということだそうです。大津さんの一つ前からしか見てないのですが、 その一つ前はマリンバ&ギターのユニットだったので、確かにかなりいろいろなジャンルを集めてますね。


2. かたおもい

 演奏を始める前のトークで、しっかりと前奏を練習しているので、その前から「かたおもい」ってのは十分にわかるのですが、そういうところも大津 さんらしいなあ、と思っての「かたおもい」。本人も「トークは苦手」といつも言っていますが、次の曲を弾くことで緊張を解いて、自分を落ち着かせているの でしょう。

 今日の「かたおもい」は、スタッカートが効いた演奏で、弾むようなメロディで、タイトルの「かたおもい」と少し離れる明るさですが、それは、良い結末となったところからの思い出。心休まる暖かい空間でした。

・トーク

「今日初めて大津美紀を見るという方も多いと思いますが。そうそう、今日はネットライブと言うことで、全世界配信にされてますね。(手を振りながら)どのカメラ?」

 今回のイベントは、ネット中継があって、全世界に配信されてました。会場内にはカメラが3台おいてあって、それを一人で操作していたようですが (固定カメラ1台、リモコンカメラ1台、手動カメラ1台にスイッチャー卓があって、それを一人で全部操作)、どのような感じで配信されていたのでしょう か。ちなみに、テレビ局のようなシステムだと、放送されているカメラには赤ランプがつくので一目でわかるのですが、今回のシステムではそれがわからないの で、適当に手を振っていたようだったのですが、どう映っていたでしょうか。

「井内さんがいないー」

 ってことで、本日のゲスト登場。ゲストは井内竜次さん。田村ゆかり嬢のライブサポートなどで活躍中の音楽家で、キーボードサポートとしての出演。大津さんの上手側にあるキーボードに着席。

大「私、ここ(今まで弾いていたキーボード)じゃないんだった」

 と、ピアニカを持ってステージ中央のマイクに移動。

大「ライブでは初めて歌う曲です」


3. 愛の天才は無実なの

 昨年4月に出たシングル「僕らの誓い-in the dead of night-」のB面だったのですが、ライブでの披露は一度もなくて、「ライブで聴いてみたいなー」という声は出ていて、今回ついに初披露。メロディはス ティールドラムのような音色を中心に組まれているので、南の島のような印象。そこに、大津さんのピアニカが良いアクセント。もうちょっと思い切りよく歌う ともっとかわいい感じになって良いかな、とも思いましたが、少し奥手な感じの歌声もそれはそれでかわいく感じたりもしもしました。ところで、今回、マイク の前にたって歌うのは、「ねこかたり」シリーズでは初めてで、とても珍しかったと思います(昨年の3月、5月のイベントゲストで歌っている以外にない)。

・トーク

大「私は、自分で作詞した曲を歌うのですが、この曲の詞は畑亜貴さんにお願いして作っていただきました。初めてメールで送られてきたときはとてもびっくりしたんですが(笑)」

 畑亜貴さんは私の日記でもたまに出てくる有名な作詞家さんで、結構ぶっ飛んだ歌詞が多いんですが、この詞も結構ぶっ飛んでましたね。

大「歌詞の意味を深く追求したい方はCDを買って聴いてみてください。あっ、井内さん笑った?あまり笑わない方なんですよ~」

大「そういえば、井内さんとリハーサルをしたんですけど、借りたスタジオへ行ったら、2台のキーボードが横に一列に並んでいて、真っ正面に鏡があるって形で、なんだが音楽教室みたいで(笑)」

 確かに、想像するとなんともおかしな感じですね。なんだか、「先生と同じように弾いてみましょう」って感じで。

大「このままでもう1曲」


4. egeress-生まれ変わりたくて

 昨年7月の「コォン・フォート赤坂」以来の披露になった曲で、ライブで演奏すること自体4回目の演奏されている回数は少ないながら、個人的には かなり名曲と思っている曲で、ずっと「また聴けないかなー」と思ってました。こういうタイトルだけだと、ちょっと重いイメージがあるのですが、それとは全 く逆で実は明るい曲。今回の1曲目だった「ヒトシズク」を明るくアップテンポにアレンジし直したような感じです。とても芯があって、しっかりとした強さの ある曲で、タイトルは「生まれ変わりたくて」ですが、実際にはもう「生まれ変わっている」のをイメージする曲で、聴いていると心強くなる気がします。

・トーク

 歌い終わって、最初のキーボードの席へ。

大「やっぱ心落ち着くね(笑)」

大「今日チラシを持ってきたんですが、9月に"Vitamin Z"という女性向けゲームのキャラクターソングに採用いただきました」

大「歌ってるのは神谷浩史さんで、あのアニメ"絶望先生"の絶望先生役で、レコーディングの時に行ってきて...、サインをもらってきました(笑)」

 私たちの周りでは「レコーディングの時に行ってきて...」の後に、「絶望した!」ってなんで言わないんだ!という声が上がったんですがね(笑)。 このあと、井内さんやお客さんに「絶望先生」を熱心に説明してましたが、そういう姿を見ることはあまりないので、結構珍しい、というか、絶望先生が好きな のはよくわかりました(笑)。

大「それから、もう1つ、アイドルマスターにもまた楽曲を提供しました」

 こちらは「ハッピース」という曲で、先日発売された、DS版アイドルマスターのテーマ曲「HELLO!!」のc/wとして収録されています。

大「さらに"アイドルマスター"には、12月発売のキャラクターソングにも採用が決まってまして...えっと、キャラクターの名前なんだっけ、確か愛ちゃんって言うんだけどね」

 すぐにGoogleで検索をかけると、愛...日高愛。CVは...戸松遙。戸松遙!?おおおおっっっっ!!まさかの、戸松遙に楽曲提供ですか!?今を ときめく若手ナンバーワン声優。個人的にも以前からcheckが入っていて、スフィアを聴いてるのは戸松遥を気に入ってるからじゃないかとのご指摘も受け ていますが(公式サイトで聴くことのできる「こいのうた」を聴いていると、良い意味で浮き沈みのある歌声は個人的にはポイント高いんです)、これは大きい ですねぇ。今回はキャラソンですが、これが縁で今後は戸松遥に楽曲提供なんてなれば良いんですけどねぇ。しかし、ここで、勉強不足を露呈。いつもなら、 ちゃんと下調べがしてあって、「愛って言うんだけどね」って言われた時点で「日高愛」って突っ込めるのになぁ...日々忙しいとだめになるねぇ。


5. meteor-流星ノウタ-

 丁寧に、ゆっくりとはじまった、いつもの「meteor」。しかし、今日はいつもとは違います。井内さんのキーボードが控えています。大津さん のメロディは、ライブではほとんど大津さんの弾き語り...つまり、楽器は1つだけなので、基本的には1つのメロディしかありません。なので、頭の中で、大切 と思う別のメロディを上乗せして聴いていますが、その想像の上乗せを、しっかりと井内さんがしてくれます。ほしいメロディが存在する空間はとても落ち着き ます。とてもたくさんの流星をを感じられる2つのメロディでした。


6. トリノヨウニ-Like a bird-

 「meteor-流星ノウタ-」からそのまま続いた「トリノヨウニ」。空間もそのままやってきました。「meteor」は夜の歌で、「トリノヨ ウニ」は夜明けの歌。時間軸もつながっています。歌を聴いていて、その印象は、夜空がどんどんと明るくなってきて、まさに夜明けを迎える、そのすがすがし さが良く出ていたと思います。今日の「トリノヨウニ」は今まで最も「夜明け」の「トリノヨウニ」だったと思います。それは、大津さんのメインのメロディ に+αされた井内さんのメロディの存在(大津さんのこのメロディを入れたいというアレンジ)によるものかな、と思います。

・トーク

大「初めてキーボードと一緒にやってます」

 確かに、今まではギターと一緒(2年前の年末、加藤みちあきさんと)やバンドはありましたけど、キーボードが入るって記憶にないですね。こういうメロディになるんだったら、またキーボードゲストも良いですね(瑠夏ちゃんだったら最高だけどねぇ)。


7. 恋のチカラ

 前奏からはじけ飛んだポップな「恋のチカラ」。セルフカバーワンマンではバンド演奏だったのですが、そのときはジャズ調の編曲(実はこっちの方 が原曲らしい)だったので、いつも大津さんが弾いている編曲での2つ以上の楽器での演奏は初めて。かなりはじけ飛んでいたというか、いつもは、出だしが ちょっと「後ろ向き」な印象もある曲なんですが、最初から女の子がスキップして歌っているようなイメージで、とてもとても楽しいメロディにアレンジされて いました。

♪恋のチカラ~ 生まれたことがうれしい

 とってもとっても、うれしいように聞こえましたよ。


 ここで、本編は終了で大津さんと井内さんは退場。アンコールの拍手が起こって、大津さん再登場。

・トーク

大「アンコールありがとうございます。今、岡崎律子さんの楽譜集を作っていまして、先日Vol.2が完成しました。」

 大津さんは、以前から岡崎律子さんの楽譜集を作られています。岡崎律子さんはシンガーソングライターで自身で歌うだけでなく他のアーティストさ んやアニメ作品などへ多くの提供楽曲があり、アニメ、声優系の音楽に多大なる影響を残された方です。大変残念なことに2004年にお亡くなりになってしま いましたが、今でもファンが多く、また、直接的に岡崎律子さんと縁がなかった私も、飯塚雅弓さんなどへの提供曲を通して岡崎さんの楽曲を聴いています。昨 年末に完成したVol.1は岡崎さんの個人曲を中心に、今回完成したVol.2は岡崎さんが他のアーティストに提供した楽曲で構成されています。相変わら ずの大作で、相当な苦労が想像されますが、なんと、Vol.3も制作中だとか。Vol.3はヤマハでの曲なども載せると言っていましたが、岡崎さんには ちょっと疎いので詳細は不明です。ただ、大津さんの「完璧主義」を考えれば、「岡崎さんが作ったすべての曲を楽譜にする!」って意気込みだと思うので、そ ういうところまで楽譜にしようと考えられているのでしょう。さてさて、どのようなVol.3となるでしょうか。


en-1. 僕らの誓い-in the dead of night-

 この曲って、良い意味で「いつも同じ」に聞こえますね。ワンマンのバンド編成でもこれはピアノ弾き語りで、「普段のライブではこういう大津さんなんだよ」というのを出していた記憶があります。そう思うと、

♪君の笑顔を守りたい 汚れない心のままで もしも闇に包まれても 僕が光になるよ

 この気持ちはずっといつまでも続くことになりますね。いつもと同じで、この歌詞を聴くとほっとする一方で、こういう気持ちをもてるようにしないと、と思います(相手は??ですがね)

・トーク

大「今日は"ねこかたり"40回目です。次回は未定なんですけどね」

 もう40回ですか。私が始めていったのは4年前の第9回でまだ天窓ではなかった恵比寿のSWITCHでした。今年はまだ2回しかやってないんで すよね。去年はねこかたり+ワンマンで12回もあったんですけどね。今年の5月は岡崎さんの楽譜集Vol.1完成後、今回はVol.2完成後ですから、次 はVol.3完成後??まぁ、大津さんの生き甲斐として作られている楽譜集ですから、ファンとしては良いことだとは思うんですが、もうちょっとライブで歌 声聴きたいな、とも思います。1曲目で、5ヶ月ぶりに歌声を聞いたときは、歌声聴けてほっとしたところもあって、「やっぱり、もっと、歌声聴きたいなぁ」 とも思いましたから。ライブ後、私たちの周りからは「旭でいいからやろうよ」って声が上がってましたが(大津さん曰く「遠いよ~」)、旭のサイトを見た ら、12/27も12/30もワンマンぽかったのでちょっと無理かな。.switchも12/30はイベント入ってるようですし。さてさて、次はいつで しょうか。


en-2. Baptism

 今日の「Baptism」はなんだか明るくなかったですか?Baptismって「洗礼」ですから、荘厳でやや暗いイメージがある曲なのですが、 今日は(キーボードなのもあると思うのですが)明るくて、「笑顔のBaptism」って感じだったかな、と思います。そこには、ライブで演奏して歌ってい る笑顔の大津さんがいましたね。

♪自分のために あなたのために 生きたいと思った

 少し、歌詞にもおまけ。そして、最後の後奏。いつもよりも長い後奏は、もう少しこの時間が続けば良いのにな、と感じさせる演奏だったのですが、「またライブやるよ」と言っているように聞こえたのは私だけだったでしょうか。

 ライブ後、どこかのわがまま姫が「荷物持て」みたいな雰囲気で「はいっ!」と言ってたのはここだけの秘密(笑)。ま、なんだか、いつも通りで、逆に安心しましたけどね。
 タナベサオリさんの個展「【Floating Star】フィルム絵本展」を見てきました(もちろん、恵比寿天窓.switchはお休みしましたよ)。場所は大阪・北堀江のART HOUSE.........そうなんです、大阪まで行ってきました。14時まで仕事をして15時ののぞみに乗って大阪へ。新大阪の駅に着いてすぐにお土産を買って、 会場のART HOUSEへ。ART HOUSEへやってくるのは1年と1ヶ月ぶり。前回は、昨年9月の飛び石連休前後にやっていたタナベサオリさんの個展「ソラネコと銀色オルゴォル」と大津 美紀さんのライブを見に行ってたのですが、その頃から「来年も個展をやる」という話を聞いていて「やるなら、日帰りでも来ます」と言っていて、本当に来て しまいました、という感じです。店に着いたら、ちょうどオーナーとタナベさんが話し込んでいるところで、カフェブースに荷物を置かせてもらおうと声をかけ たら、「かきもとさんですよね?東京から来てくださったんですか?」とオーナーから声をかけていただきました(タナベさんは、私が来ること自体は知ってい た)。

 今回のタナベさんの個展は、タイトル通り【Floating Star】というタイトルの絵本とそれの原画の展示、さらに絵本を動画にしての上映となっているのですが、今回の絵本は「カフェ」の話題が中心となってい て、そこにはコーヒーが出てくるのですが、絵本を3カ所の場面をイメージしたタナベさん特製のオリジナルコーヒー豆ブレンド3種類をその場で飲める...とい うより、飲みながら動画の上映を見るというスタイルの個展です。

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 会場には、壁に原画が展示されていて(実はこれも売り物)、その下には1個1個それぞれ別々のイラストが描かれたマグカップが売ら れていて、今回の絵本や動画のDVD、その他ポストカードやストラップ等も売られています。10/22から始まって、私が行ったのは3日目だったのです が、もうマグカップは10種類ほど売れてしまったらしく、全部で30種類ほど用意したらしいのですが、このペースで行くと期間中に売り切れそうなので、 「追加で作ろうかな」とのこと。出だしからかなり盛況のようです。

 カフェ部門にはドーナツとのセットで500円。ちなみに、ドーナツはART HOUSEの裏にあるドーナツ店のものだそうで、5種類あるのですが、写真は一番人気の塩キャラメル。「塩!」って感じがいい味わいで確かに人気になりそ うな感じです。コーヒーは前述のように3種類あって、それぞれにかなり違いがあります。豆を引くところから始まって、結構本格的にコーヒーを入れてくれま す。ちなみに、豆は東京・下北沢にある「モルディブ」というコーヒー専門店から取り寄せている(タナベさんのお気に入りの店らしい)そうで、そこから、絵 本の3つの場面にあわせた味わいのブレンドにしているそうです。

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 私が行った日は、ART HOUSEの閉店後に「上映会&お茶会」のイベントが組まれていて、実はそれが一番の目的だったのですが、なんとこれが初めてのイベント。つまり、お客さ ん第1号で、タナベさんからは「初めてなので、ぶっつけ本番というか、モニターみたいな感じで」なんて言われながら、まずは上映会。上映会の前に絵本は何 度も見ていたのですが、上映会で見るとやはりかなり印象が違います。というのも、絵本は自分のタイミングで見るので、自分は「動」なのに対して絵本が 「静」なのですが、動画は動画の流れに合わせてみるので見ている自分は「静」なのに対して絵本が「動」となっていて、制作者側の見せたいタイミングで流れ ている(また、絵本に比べて文字数が制限されるので、文字情報としてはかなりピンポイントになる)ので、見え方の違いに気づけるところも楽しかったです。

 上映会が終わった後はお茶会。お茶会中はコーヒー飲み放題で、さらにドーナツを食べながら、タナベさんやスタッフから裏話を聞いて盛り上がり、 本当は30分の予定のイベントだったのですが、結局は1時間以上もいろいろな話題で盛り上がりました。「上映会&お茶会」は来週の31日、1日に組まれて いるので、個展を見るだけではなく、このイベントへも是非どうぞ。とてもとて楽しいです。

 良い意味で「学校の文化祭」という雰囲気がとても心地よい個展だったかな、と思います。そんな話をお茶会でしたのですが、「一つ一つ手作りで、 開始直前の搬入や設置のどたばたはすごかったんですけどね」とのことで、そういう雰囲気が個展にプラスの雰囲気を出してるのかな、と思います。

 フィルム絵本の動画自体は、YouTubeに公開されています。



 旅猫が巡る3つのカフェのお話。それぞれ、とてもとても趣のあるお話です。ちょっとネタバレになってしまいますが、お気に入りは一番最後の双子 カフェの話の中で、待ち合わせのうさぎが、後ろを振り向きにっこりとほほえむところ、ですかね。タナベさんと言えば猫が中心で、うさぎは珍しい気がするの で、印象に残りますね。もちろん、うさぎが大好きという個人的事情もありますが(待ち合わせの相手になってみたい...とか言ってみたり、ね)。

 と、とてもとても楽しい個展でした。これだけのために大阪に行って良かったな、と思います帰りはいつも通りサンライズ瀬戸のノビノビ座席。大阪滞在は7時間という史上最短の滞在でした。 
 丹下桜ライブ「BAND・SAKURA」でした。その名通りバンド形式でのライブ。場所は新横浜のSUNPHONIX HALLで、横浜アリーナの1階にあるHALLです(併設でスタジオもあるらしい)。ちなみに今日の横浜アリーナはジャニーズだったらしくて、新横浜の駅 から会場まで「チケットください」の女性がたくさん...。

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 セットリストは以下の通り。

1. 光りの勇者
2. 桜きみに咲きますように
3. 2色だけのパレット
4. Blue sky in the white canvas
5. I Feel the Wind
6. 少女時代
7. You're my Angel
8. you are my destiny
9. tune my love(アコースティックver.)
10. Thinking Of You(アコースティックver.)
11. Neo-Generation
12. rising dream
13. YOUR CHEER GIRL
14. MAKE YOU SMILE

en-1. Stand by Me(バンドアコースティックver.)
en-2. Be Myself
en-3. CHATCH UP DREAM

d-en-1. Thinking Of You(アコースティックver.)

 見てもらってわかるとおり、何とも豪勢な曲目。丹下桜のメジャー曲はほぼ出尽くしたと言っても良いんじゃないでしょうか。en-1の 「Stand by Me」が流れた瞬間、「後残ってるのは、"Be Myself"と" CHATCH UP DREAM"ぐらいじゃないのかな」、と思ったらまさにその通りの編成で出てきました。

 曲に触れていくと、5曲目の「I Feel the Wind」は、サビ終わりの「♪今日からは新しい私になる I Feel the Wind」の部分で「私になる~」で風が溜まって、「I Feel the Wind」で風が通り抜けていく感じですが(最後のdをあまり発音しないところがポイントで、すーっと風が通り抜けていく)、今回のライブでもその様子が 良く出ていました。まさに「I Feel the Wind」。

 で、この後奏終わりから、一気に切り替えて「Ah、落ち葉舞う」で始まる「少女時代」。この曲順はぐっと来ますね。CD収録ではこの並びでは違 和感が出てしまうのですが、バンドだと「I Feel the Wind」終わりの編曲がすっきりしていて、良い切り替えになる編成だったなと思います。

 8曲目の「you are my destiny」は新曲で、この前の土曜から始まった、文化放送制作のデジタルラジオ「丹下桜の RADIO・A・La・Mode」のOP曲。なかなか間奏のメロディが良くて(やっぱりそこか!)聞き入ってしまいましたね。これCD化しないのかな。そ ういえば、丹下桜嬢は声優として活動復活だそうで、その一環でラジオもスタートだとか。文化放送のデジタルラジオだから、収録は第8スタジオでやってるの かしら。

 あとは、もう挙げてたらきりがない怒濤のメジャー曲連発ですから、あえて挙げません。まぁ、やっぱり丹下桜は「MAKE YOU SMILE」だなー、って思います。自分の中での丹下桜って、「MAKE YOU SMILE」の頃で止まってるから、なんだか、10年以上昔から今に突然タイムスリップしてきたような感覚。もちろん、その10年の間にあるものも見え隠 れはするものの、声を聞いたら「ママレード・ボーイ」のすずちゃんと思ってしまうぐらい、やっぱりあっという間に10年前にタイムスリップとも言える感じ は、とても不思議なものの楽しかったです。

 とまぁ、曲編成は良かったんですが、全体的なところを見て、PAがかなりまずかった印象を受けます。最初の時点で、何を聞かせたいのかがわから ないPAでかなりがっかりしていたのですが、丹下桜の声を聞かそうという感じにしてはVocalの音量低いし、じゃぁ、曲を聞かせるのかというと、各楽器 の音量のマッチングが悪いし、さらに言えば間奏や後奏の楽器ソロ(特にギターソロ)は音量低くて聞かせようという気がないし、もう、とてもとてももったい ない。まぁ、とりあえず「バンドでやる」ってだけが目標なら良いとは思うんですが、名曲の数々が泣くなー、と思いながら見てたライブでもありました(そう いう意味では「今はまだ遠いLovesong」がなくて良かったと思う)。

 ライブの話はこんなところで、おまけ話。ライブ中のトークで出てきたのですが、丹下桜声優復活の第一弾がゲーム「ラブプラス」なんですね。この 「ラブプラス」もはや社会現象と言っても良いぐらいのヒットとなっていて、前評判が全くなかった分、制作元のKONAMIもかなり驚いている様子です。物 販にいた前澤ヒデノリさん(我々にとっては、青春時代の名プロデューサー)は「KONAMIのゲームは前評判がないときにヒットを飛ばすんだよ」なんて 言ってましたが(元KONAMIの人らしい発言)。このゲーム、今までの恋愛ゲームと違って、彼女と良い関係を作っていくのが目的のゲームです(今までは 彼女にするためのゲームだった)。そんな目新しさやDSのマイクを使って会話しながらゲームを進める斬新さ(なんでも、電車に乗りながらやっていた人がい るらしい)で大ヒットだとか。丹下桜はこれの妹キャラ役で出ているそうですが、丹下桜がブッキングされたいきさつというのも、KONAMIのプロデュー サーが「全国民的妹キャラの声の人」というリクエストに青二の敏腕マネージャー北沢章子さんが(←この名前で爆笑できる人が私以外にも結構いると思うけど (笑))、「なら、うちの最終兵器を」ってことで丹下桜を連れてきたんだそうです。うーん、なかなかのキャスティング。ほかにも皆口裕子さんのお姉さん キャラに、早見沙織さんの同級生キャラって、こっちのキャスティングもなかなかですね。「ラブプラス」やりたくなってきたな(笑)。まぁ、それよりも先に DS版の「アイドルマスター」やりたいんですけどねww。